人気ブログランキング | 話題のタグを見る

初めておいでになった方は、「はじめに」を読んでください。


by umepochisky
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

幽体離脱

ここのところ、屍体とか幽霊とか、好みの話題があちこちで出てたので、嬉しくなって私も不思議体験の話を。

ウメポチには霊感はありません。
でも集中してオカルト体験をすることがあって、おそらくそれは、神経がまいっていてそういう現象が起こっているのだと自分では思ってます。

これは、「私は誰かに尾行されている、見張られている」という妄想に苦しんでた頃の体験談です。
(↑病んでるな〜)

変な現象が起こる日というのは、寝る前から予兆があります。
一つは光。
自分の部屋の灯もついてるし、街灯の灯も入ってくるし、他の住宅の部屋の灯もあるはずなのに、ものすご〜く暗いんですよね。その日だけ。部屋の中が、とにかく暗い。
もう一つは音。
いつもは、他の部屋のテレビの音、電話の声、外を歩く人の足音、車の騒音なんかの雑音が常に聞こえてるものだけど、何かある日は雪が降ってる夜みたいに静か。車も通行人もなく、他の部屋の人もコトリとも音をたてない。まるで世界から人間が消滅してしまったような静けさです。

今日は暗いな〜静かだな〜と感じながら布団に入ると、案の定、ウトウトしかけた頃に金縛り。(*うつぶせで寝てました。)
「なんまんだーなんまんだースッスッ」(スッというのは、確かつのだじろうが霊を遠ざけたい時に言うといいのだと何かで言ってたので試している音)
知っている限りの経文を唱えていると…………



誰かが私の首根っこを掴んで、ひょいと持ち上げました。
するとあら不思議。
私(の魂)が、体からスポッと取れてしまったんです。

自分の部屋が、やたら広大に、電灯が、やたら巨大に見えます。
どうやら、魂というのはとっても小さい(感覚的にはソフトボール程度)もののようでした。
「えぇ!?何事よ?」
と思うやいなや、私をつまみ上げた何者かは、私(の魂)をグルングルンに振り回し始めたではありませんか。
手に虫がくっついて、「イヤ〜!ムシー!」と手を振り回すみたいにグルングルン。
魂も目が回るようです。
「ひぃ〜酔いそう〜」
そして、あろうことかその何者かは、ポイッと子供がおもちゃを放るみたいに私(の魂)を肉体に投げ捨てました。

スコンと体に入ったまではいいのですが、上下逆さまに入っててパニック。
肉体の足側に魂の頭、肉体の頭に魂の足が入ってる状態です。
(体に入ると、魂の大きさは肉体と同じ大きさになりました)
このまんま逆さまが直らなかったら、いったい私はどうなるのか、その時はそのことが恐怖でした。
魂の頭をもたげると(かなり力が要る)、自分の肉体の頭が見えました。
「え〜どうしよう。ヤバイよ。ひどいよ。こんな適当な戻し方!」
相手が誰か分からないけど、心の中で何者かに怒りました。

覚えているのは、そこまで。
翌朝、ちゃんと肉体の頭に魂の頭が入った正常な状態で目覚めました。

これが、最初で最後(であることを願う)の幽体離脱体験です。

魂って、物質として存在するのかもしれない、と思ったりもしました。
死んだ瞬間に、30グラムほど体重が軽くなるそうですしね。
(↑海外で、そういう実験があったとオカルト本で読みました)
by umepochisky | 2005-09-16 03:10 | 私のこと・思想